まず、『自律神経失調症』とは、どのような病気でしょうか? 一般的には、自律神経失調症は、生活習慣の乱れやストレスなどにより、自律神経のバランスが崩れ、さまざまな体の不調が現れることを言います。
次のような症状が主な症状です。
● 不眠
● 頭痛、首や肩のコリ
● めまい、動悸、不整脈
● 息苦しさ、息切れ、過呼吸
● 微熱過剰な発汗、体のほてり
● 倦怠感、だるさ、脱力感
● やる気が起こらない
● 不安感、焦燥感
● 吐き気、胃腸不快感、胃の締め付け
● 食欲不振、腹部の違和感
● のどの違和感
● 体力低下、疲れやすさ
自律神経失調症は個人差が大きく、症状は様々です。不眠で自律神経失調症と診断される方もいれば、息苦しさがあって自律神経失調症と診断される方もいます。また、複数の症状が現れることもあります。
健康であれば、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできますが、自律神経失調症になった場合、自律神経のバランスが崩れ、スムーズな切り替えができません。季節の変わり目に気温や気候が大きく変わると、自律神経のバランス調整ができず、自律神経失調症になるという人も多くいるようです。
医師に自律神経失調症と診断された場合、薬を処方されることがあります。そこで気になるのは「薬を飲み続けて、大丈夫かな」と、体への影響や依存性が心配になります。また、薬を飲み続けていると「この薬で本当に自律神経失調症が治るのかな?」と心配になりますよね。実際には、抗不安剤や精神安定剤の効果が切れると、症状が戻ってしまいます。症状を改善するのではなく、一時的に症状を抑え込んでいるだけなのです。
つまり、症状を抑え込むためにずっと抗不安剤・精神安定剤を飲み続けることになり、これは根本的に自律神経失調症を改善することにはなりません。薬に頼るのは賢明な選択ではないということです。
医師によっては、自律神経失調症という病名は存在しないという方もいます。めまいの症状があり、検査をして異常がなければ、自律神経失調症と診断されてしまうことがあるからです。診断名というものは曖昧なことがあるのです。このように言われると、「私の病気って結局なに?」と思ってしまいますよね。しかし、大事なのは、実際に症状があることであり、診断名が何であるかではありません。もちろん、薬で一時的な症状緩和をすることでもありません。あなたの痛み、めまい、だるさ等が無くなることが最も重要なのです。ですから、自律神経失調症以外の病気の可能性も含め、病院で詳細な検査をして、具体的な症状を1つずつ改善させていくことをお薦めいたします。自律神経失調症という病名に惑わされてはいけません。
当院では、病名に惑わされずに、頭痛、耳鳴り、息苦しさ、だるさ、といったそれぞれの症状を改善していくことに重きを置き、五感の何処が弱っているのか、体の何処の筋肉が固くなっているのかを検査し、頭蓋骨の歪みを整え、四肢から背骨の脳に刺激を送る各器官にアプローチしていきます。そして、頭蓋骨を調整して、疲れた脳を活性化させ、本来の脳システムを取り戻す治療をしていきます。ほとんどの方が治療中に睡魔におそわれます。リラックスして熟睡して頂けると、効果もグンと上がります。ぜひ任せて下さいませ。